マリア・シャラポワ 世界ランキング1位に
マリア・シャラポワはついに念願の女王に。
ロシア女子として史上初めて。
18歳4カ月3日は史上5番目の若さだそうです。
でもこんな批判的な記事も。。。
◇母国から注がれる視線は冷ややか
貧しい生活から、頂点に登り詰めた。シャラポワが「ロシア女子初の世界1位」というシンデレラストーリーを完成させた。だが、世界的な人気の半面、母国から注がれる視線は冷ややかだ。
米国に渡った時、コーチを務める父のユーリさんの所持金はわずか数百ドルだったと言われる。米フロリダ州の名門テニスキャンプで練習。人並み外れたハングリー精神の持ち主は、昨年、ウィンブルドンで優勝するなど10代で夢をかなえた。賞金、広告契約で世界の女子スポーツ選手で最もリッチになった現在、フロリダの邸宅に暮らす。
だが、このような経歴、考え方からロシアでは「メード・イン・アメリカ」と、やゆされる。ロイター電によれば、昨年の全米オープンを制したクズネツォワは「彼女はロシア人というより米国人」と話した。
背景に国別対抗戦、フェド杯のロシア代表を拒み続けた経緯もある。今年は世界1位の座獲得を母国の栄誉に優先させた。ユーリさんの他の選手に対する態度が失礼だとして、昨年の全仏オープン優勝者、ミスキナは「もしシャラポワが入ったら、わたしは絶対に出ない」と言っていた。
18歳で世界ナンバーワンの地位を手に入れた。しかし、母国に受け入れられず、その影に孤独感も漂う。(共同)
女子テニス:シャラポワ世界ランク1位に 史上5位の若さ 毎日新聞 2005年8月22日から抜粋
写真は今年の18歳の誕生日パーティー